「インドネシアってナシゴレンくらいしか思いつかない」「インドネシア旅行で何を食べればいいの?」——インドネシア料理のイメージがなかなか浮かばないという方も多いのではないでしょうか。
インドネシアは17,000以上の島々からなる多島国家で、地域によって全く異なる食文化が育まれています。ナシゴレン・ミーゴレン・サテという定番から、バリ島のバビグリン・ジャワの伝統料理まで、旅行者を楽しませるグルメが豊富に揃っています。
インドネシア旅行で最初に押さえるべき食べ物は「ナシゴレン・ミーゴレン・サテ・ガドガド・ナシチャンプル」の5つです。これらを知っておくだけで現地での食事選びが格段に楽しくなります。
この記事では、米料理・麺料理・肉料理・魚料理・スイーツまで、インドネシアの食べ物をジャンル別にわかりやすくまとめました。
インドネシアの食べ物にはどんな特徴があるのか
インドネシア料理の基本的な特徴
多島国家ならではの地域差がある
インドネシアは赤道をまたいで広がる世界最大の群島国家で、スマトラ島・ジャワ島・カリマンタン島・スラウェシ島・バリ島・パプアなど各島に固有の食文化が根付いています。「インドネシア料理」という一言では括れないほどの多様性があり、訪れる島・地域によって全く異なる食体験ができます。
香辛料を使った辛めの味つけが多い
インドネシア料理の特徴的な要素のひとつが香辛料の豊富な使用です。チリ・ニンニク・ショウガ・レモングラス・ガランガル・ターメリックなどのスパイスを組み合わせた「ブンブ(スパイスペースト)」がインドネシア料理の味の基本を形成しています。辛さのレベルは料理によって異なりますが、全般的に辛めの味付けが多い食文化です。
米を中心に麺や軽食も親しまれている
インドネシアは米が主食の国で、ほとんどの食事に米が登場します。しかし麺料理・屋台軽食・スナックも日常的に食べられており、「米食文化」と同時に「屋台グルメ文化」が発達しているのもインドネシア料理の魅力です。
宗教と食文化の関係
イスラム文化の影響で豚肉を使わない料理が多い
インドネシアは世界最大のイスラム教徒人口を持つ国で、国民の約87%がイスラム教徒です。豚肉・アルコールはハラール(イスラム法に適合した)の観点から使用されないことが多く、鶏肉・牛肉・羊肉・魚介が料理の主要なタンパク源です。旅行中に「何を食べても大丈夫か心配」という方にとって、ハラール対応の料理が多いインドネシアは安心して食事ができる旅行先でもあります。
バリ島では豚肉料理も楽しまれている
インドネシアの中でバリ島はヒンドゥー教徒が多数派の地域で、豚肉料理が食文化に根付いています。バビグリン(豚の丸焼き)はバリ島の代表的な郷土料理として知られており、バリ旅行では他のインドネシアの島とは異なる食文化を体験できます。
インドネシア料理が旅行者に人気の理由
屋台料理から本格料理まで幅広い
路上や市場の屋台(ワルン・カキリマ)から、清潔感のあるレストラン・高級ダイニングまで多様な選択肢があります。屋台では100〜300円程度で食事ができるため、旅行予算が限られている方にも嬉しい食文化です。
一皿でもボリューム感があり満足しやすい
ナシゴレン・ナシチャンプル・ミーゴレンなど代表的なインドネシア料理は、一皿でご飯・たんぱく質・野菜が揃う構成が多く、一品注文するだけでも十分な満足感が得られます。
インドネシアの食べ物といえば外せない米料理
ナシゴレン(Nasi Goreng)
インドネシアを代表する定番料理である
「ナシ(nasi)=ご飯・ゴレン(goreng)=炒める」という意味のナシゴレンは、インドネシア・マレーシアを代表する炒飯料理で、世界中で最もよく知られたインドネシア料理のひとつです。ケチャップマニス(甘い醤油)・シュリンプペースト(テラシ)・チリを使ったスパイシーで香ばしい味付けが特徴です。
スパイシーな味わいが魅力である
目玉焼き・クルプック(えびせんべい)・きゅうり・トマトを添えて提供されるスタイルが一般的で、屋台・レストラン・ホテルの朝食まであらゆる場面でメニューに登場します。インドネシア料理を初めて食べる方の「最初の一皿」として最もおすすめです。
ナシチャンプル(Nasi Campur)
いろいろなおかずを一度に楽しめる
「チャンプル(campur)=混ぜる・盛り合わせる」という意味のナシチャンプルは、ご飯の周りに揚げ物・煮物・炒め物・サンバル(チリソース)など複数のおかずを少しずつ盛り付けたワンプレート料理です。日本の「定食」に近い感覚で、一皿でインドネシア料理の多彩な味を体験できます。
旅行中に多彩な味を試したい人に向いている
「何が食べたいか決められない」「色々な料理を少しずつ試したい」という旅行者に特に向いている料理です。バリ島のナシチャンプルは豚肉・アヒルの肉・野菜など豊富なおかずが選べるスタイルが有名で、バリ旅行では必ず一度は食べてほしい一皿です。
ブブール(Bubur)
朝食として親しまれているお粥である
ブブールはインドネシア風のお粥で、ブブールアヤム(鶏肉粥)が最もポピュラーです。柔らかく炊いたお粥の上に鶏肉の煮込み・揚げた玉ねぎ・チキンスープ・クルプック(えびせんべい)・サンバルなどのトッピングを乗せて食べます。
やさしい味で食べやすい
スパイシーな料理が続いたとき・胃腸が疲れたとき・旅行疲れが出たときに、ブブールのやさしい味わいはホッとする一杯です。屋台・ワルン・カフェで朝食として提供されることが多く、インドネシアの朝の食文化を体験するのに向いています。
インドネシアで人気の麺料理
ミーゴレン(Mie Goreng)
インドネシア風焼きそばとして有名である
「ミー(mie)=麺・ゴレン(goreng)=炒める」のミーゴレンは、インドネシア版の焼きそばです。卵麺をケチャップマニス・サンバル・ニンニク・タマネギなどで炒めた料理で、ナシゴレンと並ぶインドネシアの代表的なご当地グルメです。
地域によって甘さや辛さに違いがある
ジャワスタイルは甘みが強め・バリスタイルはより辛め・スマトラスタイルはスパイスが豊かというように、地域によってミーゴレンの味付けのバリエーションがあります。旅行する地域によって「ここのミーゴレンが一番好き」というお気に入りが見つかるかもしれません。
ミーアヤム(Mie Ayam)
鶏肉を使ったインドネシア風ラーメンである
ミーアヤムは醤油ベースのスープに細い卵麺・鶏肉・野菜を組み合わせたインドネシアの麺料理です。「アヤム(ayam)=鶏」という名前の通り、鶏肉の甘辛煮が麺の上に乗るスタイルが一般的です。
日本人にもなじみやすい味である
醤油ベースのスープと麺の組み合わせは、日本人にとって比較的食べ慣れた味に近いため、スパイシーな料理が苦手な方にも食べやすい麺料理です。屋台・ワルン・フードコートで手軽に楽しめます。
クイティオゴレン(Kwetiau Goreng)
米粉の平麺を使った炒め麺である
クイティオゴレンはタイのパッタイ・中国の炒河粉(チャーホーファン)に近い、米粉で作った幅広の平麺を炒めた料理です。「クイティオ(kwetiau)=米粉の平麺」をケチャップマニス・卵・野菜・肉・シーフードと一緒に炒めた料理で、インドネシアのフードコート・屋台でよく見かけます。
もちもちした食感を楽しめる
米粉麺特有のもちもちとした弾力のある食感が特徴で、卵麺のミーゴレンとは全く異なる食感を楽しめます。鶏肉・海老・野菜の組み合わせが一般的で、食べやすいマイルドな味付けのものが多いです。
バクソ(Bakso)
肉団子が主役の人気麺料理である
バクソは牛肉を中心にした肉団子をスープに入れた料理で、インドネシア全国で最も日常的に食べられている国民食のひとつです。肉団子のプリプリとした食感・澄んだスープ・麺・豆腐・揚げ物のトッピングの組み合わせが定番スタイルです。
スープと一緒に味わう定番グルメである
バクソの屋台(バクソカート)は路上で頻繁に見かけ、地元の人が日常的に食べる「インドネシアのファストフード」的な存在です。100〜200円程度で食べられる手軽さと、温かいスープの満足感が人気の理由です。
インドネシアの野菜料理や軽食も魅力
ガドガド(Gado-Gado)
温野菜にピーナッツソースをかけた定番サラダである
ガドガドはインドネシア風のサラダで、ゆでた野菜(空芯菜・もやし・じゃがいも・インゲン・キャベツ等)・豆腐・テンペ・ゆで卵の上に濃厚なピーナッツソースをかけた料理です。「ガドガド」というユニークな名前は「ごた混ぜ」という意味とも言われています。
野菜をしっかり食べたいときに向いている
肉料理が続いた後に野菜中心の食事がしたいとき・ヘルシーな食事を選びたいときにガドガドは最適な選択です。ピーナッツソースの濃厚なコクとさっぱりした野菜の組み合わせは、多くの旅行者が「思ったよりおいしい」と評価する料理のひとつです。
プルクデルジャグン(Perkedel Jagung)
とうもろこしを使った軽食として親しまれている
プルクデルジャグンはとうもろこし・スパイス・小麦粉を混ぜて揚げたコーンフリッター(コロッケ)です。甘みのあるとうもろこしとスパイスの組み合わせが独特で、インドネシアのワルン(食堂)・屋台のサイドメニューとして親しまれています。
屋台でも見かけやすい料理である
ひと口サイズで食べやすく・価格も手頃なため、観光中の軽食・おやつとして気軽に楽しめます。ナシゴレンやナシチャンプルの付け合わせとして提供されることもあります。
ルンピア(Lumpia)
インドネシア風春巻きとして人気がある
ルンピアはインドネシア版の春巻きで、タケノコ・鶏肉・エビ・野菜などを薄い皮で包んで揚げた料理です。中国の春巻き文化がインドネシアに伝わり独自の進化を遂げた料理で、スマラン(中部ジャワ)発祥のルンピアスマランが特に有名です。
軽くつまみたいときにも食べやすい
揚げ物で食べやすく・サクサクした食感が心地よいルンピアは、食事の前のスターター・観光の合間の軽食として手軽に楽しめる料理です。チリソース・甘酢ソースをつけて食べるスタイルが一般的です。
インドネシアで食べたい肉料理
サテ(Sate)
串焼き料理として世界的にも有名である
サテはインドネシア・マレーシア・タイなど東南アジア各地で食べられている串焼き料理ですが、インドネシア発祥とされており世界中に広まりました。鶏肉・牛肉・羊肉・豚肉(バリ島)を串に刺してグリルした料理で、インドネシアの国民的グルメとして愛されています。
ピーナッツソースとの相性がよい
サテの定番のつけダレはピーナッツソース(サンバルカチャン)で、香ばしく焼かれた肉とコクのあるピーナッツソースの組み合わせが絶妙です。ロントン(ライスケーキ)・圧縮ライスと一緒に食べるスタイルも定番で、屋台の炭火グリルから漂う香りはインドネシアの夜市・路上の定番の光景です。
バビグリン(Babi Guling)
バリ島を代表する豚肉料理である
バビグリンはバリ島のヒンドゥー文化を代表する豚の丸焼き料理です。「バビ(babi)=豚・グリン(guling)=回転させる」という名の通り、スパイスを塗った豚をゆっくり回転させながら炭火でローストした料理です。バリ島のお祭り・儀式でも欠かせない特別な料理として知られています。
地域文化の違いを感じられる名物である
イスラム文化が主流のインドネシアの中で、ヒンドゥー文化のバリ島だからこそ楽しめるバビグリンは、バリ旅行ならではの体験として旅行者に人気があります。ウブド・デンパサールのバビグリン専門店では、行列ができるほどの人気店もあります。
トンセン(Tongseng)
スパイスが効いた煮込み料理として知られる
トンセンはジャワ島中部(ソロ・ジョグジャカルタ周辺)発祥の山羊肉(または牛肉)をスパイスと一緒に煮込んだカレー風スープ料理です。ケトゥパット(ライスケーキ)と一緒に食べるスタイルが一般的で、ジャワの食文化を体験したい旅行者に向いています。
濃い味を楽しみたい人に向いている
スパイスが豊富に使われた濃厚な煮込みの風味は、カレー系の料理が好きな方に特においしく感じられる料理です。ジョグジャカルタを訪れる際には、ワルンやローカルレストランでぜひ試してほしい郷土料理です。
ソトアヤム(Soto Ayam)
鶏肉入りスープ料理として親しまれている
ソトアヤムはターメリック・レモングラス・ガランガルなどのスパイスで風味付けした黄色いスープに鶏肉・ゆで卵・春雨・揚げたエシャロットを乗せたスープ料理です。インドネシア全土で食べられており、地域によって具材・味付けに微妙な違いがあります。
軽食にも食事にもなりやすい
スパイシーすぎない優しい味わいのスープは食べやすく、朝食・昼食・軽食として幅広く楽しめます。日本人の口にも比較的馴染みやすい味のため、初めてのインドネシア料理に不安がある方にも食べやすいスープ料理です。
インドネシアの魚料理も知っておきたい
バタゴール(Batagor)
魚のすり身を使った揚げ料理である
バタゴールは魚のすり身(テンポンやタラ等)を豆腐・皮に詰めて揚げた西ジャワ(バンドン)発祥のB級グルメです。「バタゴール」という名前は「バクソ(bakso)タウ(tahu)ゴレン(goreng)」の略とも言われており、ピーナッツソース・甘醤油・チリソースをかけて食べます。
軽食としても人気が高い
ひと口サイズで食べやすく価格も安いため、バンドンを旅行する際のおやつ・軽食として人気があります。ピーナッツソースとの相性が抜群で、揚げたてをハフハフしながら食べるのが現地流です。
イカンバカール(Ikan Bakar)
焼き魚料理として香ばしさが魅力である
「イカン(ikan)=魚・バカール(bakar)=焼く」のイカンバカールは、スパイスマリネした魚を炭火でグリルした料理です。バナナリーフで包んで蒸し焼きにするスタイルもあり、炭の香りとスパイスの風味が魚の旨味を引き出します。
島国らしい魚介文化を感じられる
17,000以上の島々に囲まれた海洋大国インドネシアでは、新鮮な魚介が日常的に食卓に並びます。イカンバカールは特に沿岸部・島のレストランで楽しめる料理で、シーサイドのレストランで夕日を眺めながら食べるイカンバカールはインドネシア旅行の特別な体験になります。
サテリリットイカン(Sate Lilit Ikan)
魚を使ったバリらしい串料理である
サテリリットはバリ島独自の串料理で、魚のすり身(またはエビ・豚肉)にすりおろしたココナッツ・スパイスを混ぜて竹串または レモングラスの茎に巻きつけてグリルした料理です。「リリット(lilit)=巻きつける」という名の通り、串に肉種を巻きつけた見た目がユニークです。
肉のサテとは違うおいしさがある
魚のすり身・ハーブ・ジュニパーなどバリのスパイスが組み合わさった香り豊かな味わいは、通常のサテとは全く異なる風味です。バリ島のウブドやクタのレストランで楽しめるバリ料理の定番として旅行者に人気があります。
フーユンハイ(Fu Yung Hai)
魚介や具材を使った食べ応えのある料理である
フーユンハイは中国系インドネシア料理のひとつで、エビ・カニ・野菜などを卵でとじてオムレツ状に焼き上げ、甘酸っぱいトマトベースのソースをかけた料理です。
中華の影響も感じられる
インドネシアには多くの華人(中国系インドネシア人)が生活しており、中国料理の影響を受けた料理がインドネシア化して定着したものが多くあります。フーユンハイもその代表例で、ペチェ(空芯菜炒め)などの中華インドネシア料理と一緒に食べることが多いです。
インドネシアのグルメ情報については、旅工房のインドネシアグルメ特集やASEANのインドネシア料理ガイドも参考になります。
インドネシアの食べ物はスイーツも豊富
ピサンゴレン(Pisang Goreng)
バナナの揚げ菓子として親しまれている
「ピサン(pisang)=バナナ・ゴレン(goreng)=揚げる」のピサンゴレンは、小麦粉の衣をつけて揚げたバナナのおやつです。外はカリッと中はホクホクとした甘いバナナが、素朴ながらも満足感のあるインドネシアの定番スナックです。
シンプルで食べやすい定番おやつである
屋台・ワルン・カフェで気軽に購入でき、100〜200円程度という手頃な価格で楽しめます。チョコレートソース・チーズをかけるバリエーションも人気で、揚げたてをほおばる体験はインドネシアの屋台グルメならではの楽しさです。
エスブア(Es Buah)
果物を使った冷たいデザートである
エスブアは刻んだ果物(マンゴー・スイカ・パパイヤ・ジャックフルーツ・リュウガン等)にかき氷・ゼリー・ミルクを加えた冷たいデザートです。「エス(es)=氷・ブア(buah)=果物」という名の通り、果物と氷を組み合わせたデザートで、インドネシアの暑い気候にぴったりの一品です。
暑い気候にぴったりである
常夏のインドネシアで観光疲れを癒やすのにエスブアは最適です。カラフルな見た目・甘い果物の味・ひんやりした食感が、観光の合間のリフレッシュとして旅行者に喜ばれます。
クレポン(Klepon)
もちもち食感が楽しい伝統菓子である
クレポンは緑色のもち米粉の団子の中にパームシュガー(椰子砂糖)を入れ、すりおろしたココナッツをまぶした伝統的なインドネシアの和菓子(ジャジャンパサール)です。一口かじるとパームシュガーのシロップが口の中に広がる食感が楽しい菓子で、インドネシア全土で親しまれています。
中に甘いシロップが入っている
ビジュアルは日本の草餅に似ていますが、パームシュガーの黒糖に近い風味・ぷっくりした見た目・ひと口食べると中からシロップが出てくるという驚きの体験が特徴です。市場・パサール(伝統市場)でよく見かけることができます。
オンデオンデ(Onde-Onde)
ごまがついた揚げ菓子として人気がある
オンデオンデは外側にごまをまぶして揚げたもち米粉の揚げ菓子で、中には甘い緑豆あん(カチャンヒジョー)が入っています。中国の胡麻団子(ごまだんご)と同じ系統の菓子で、インドネシアに華人文化が伝わる中で定着した菓子です。
軽くつまめる甘味として親しまれている
カリッとした外側・もちもちした生地・甘い緑豆あんの三層の食感の組み合わせが特徴で、街のパン屋・市場・屋台で気軽に購入できます。ひと口サイズで食べやすく、観光の合間のおやつとして試しやすいスナックです。
インドネシアの食べ物を楽しむときのポイント
辛さに注意して選ぶ
香辛料が多く使われる料理が多い
インドネシア料理は全般的にスパイシーで辛めの料理が多く、「思ったより辛かった」という旅行者の声も多いです。チリ・サンバルは別添えで提供されることが多いため、辛さが心配な方は「サンバルなしで(タンパサンバル)」と伝えると良いでしょう。
辛さ控えめの料理から試すと食べやすい
ミーアヤム・ソトアヤム・ブブールなど比較的マイルドな料理から始めて、徐々にナシゴレン・サテ・イカンバカールなど本格的な味にチャレンジするステップアップスタイルが、インドネシア初挑戦の方におすすめです。
地域ごとの違いを意識する
ジャワとバリでも食文化が異なる
ジャワ島(ジャカルタ・ジョグジャカルタ・スラバヤ)の料理は比較的甘みのある味付けが特徴・バリ島の料理はスパイスが豊かで辛め・スマトラ島(パダン料理)は非常に辛くスパイシーという地域差があります。訪れる地域の食文化を事前に知っておくと、食事選びがより楽しくなります。
旅行先に合わせて名物を選ぶと楽しい
バリ島ならバビグリン・サテリリット・ナシチャンプル・バンドンならバタゴール・ジョグジャカルタならガドガド・バクミゴレンというように、訪れる都市・地域の名物料理を優先的に選ぶことで旅行の食体験が豊かになります。
屋台とレストランを使い分ける
気軽に食べるなら屋台料理も魅力的である
路上の屋台・ワルン(食堂)・フードコートは100〜300円で食事ができる安さが魅力で、地元の食文化をリアルに体験できます。衛生面が気になる方は清潔感があり混雑している屋台を選ぶと比較的安心です。
落ち着いて味わいたいなら専門店も向いている
バビグリン・イカンバカール・ナシゴレンなどの専門店では、一品料理をじっくり味わえる環境と高い衛生基準が揃っており、旅行者にとって入りやすい選択肢です。
インドネシア旅行でまず食べたいおすすめグルメ
初めてでも食べやすい料理
ナシゴレン
インドネシア料理の代名詞で最初の一皿に最適。どの地域でも食べられ・価格も手頃で・見た目にも親しみやすい炒飯料理です。
ミーゴレン
インドネシア風焼きそばとして日本人にも食べやすい麺料理。ナシゴレンと合わせて「どちらが好き?」と比べてみるのも楽しいです。
サテ
炭火グリルの串焼き+ピーナッツソースという組み合わせは、屋台でも食べられる手軽さと美味しさが魅力。ビールやお茶との相性も抜群です。
ガドガド
野菜・豆腐・ゆで卵にピーナッツソースをかけた料理。肉料理が続いた後の野菜食として最適で、インドネシア料理に慣れていない方にも食べやすい一皿です。
現地らしさを感じやすい料理
ナシチャンプル
ご飯と複数のおかずを組み合わせた盛り合わせプレートは、インドネシア料理の多彩な味を一度に体験できる最もインドネシアらしい食体験のひとつです。
バクソ
屋台の肉団子スープは最もインドネシア人の日常に近い食事体験ができるローカルグルメです。路上の屋台で食べる体験自体が旅の思い出になります。
イカンバカール
島国インドネシアの海の幸を炭火グリルで楽しめる料理。沿岸エリア・バリ島・スラウェシ島で新鮮な魚介を使ったイカンバカールは旅行のハイライトになります。
ピサンゴレン
揚げたてのバナナは屋台グルメの定番で、インドネシアの食文化に最も手軽に触れられるスナックです。
甘いものまで楽しむと旅がもっと充実する
食後に伝統スイーツも試してみる
クレポン・オンデオンデ・ピサンゴレンなどインドネシアの伝統菓子は、市場・パサール・お土産店で購入できます。食事だけでなくスイーツまで現地のものを試すことで、インドネシアの食文化の奥行きをより深く体験できます。
冷たいデザートは暑い地域でも食べやすい
エスブア・エスチャンプル(フルーツかき氷)などの冷たいデザートは、常夏のインドネシアで観光疲れをリセットするのに最適です。
インドネシアの食べ物を知ると旅の楽しみがもっと広がる
インドネシア料理は米も麺も肉も魚も楽しめる
ナシゴレン(米)・ミーゴレン(麺)・サテ(肉の串焼き)・イカンバカール(焼き魚)・ガドガド(野菜)・ピサンゴレン(スイーツ)——インドネシア料理は特定のジャンルに偏らず、米・麺・肉・魚・野菜・スイーツまで多彩な食体験が揃っています。
有名料理だけでなく地域色のある料理にも魅力がある
バリ島のバビグリン・バンドンのバタゴール・ジャワのトンセン・スマトラのパダン料理と、インドネシアは訪れる地域によって全く異なる食文化に出会えます。旅行先の地域の名物料理を意識して選ぶことで、インドネシアの食文化の深さをより実感できます。
食文化を知っておくと現地での食事選びがしやすくなる
「辛い料理が多いのでサンバルなしで注文する」「バリ島ではバビグリンが食べられる」「ナシチャンプルで複数の料理を一度に試す」という知識を持って旅行に臨むと、メニューを見てもパニックにならず、現地での食事選びがスムーズに楽しめます。
🍛 インドネシアの食べ物、まずこの5つを押さえよう
① ナシゴレン(炒飯)——インドネシア料理の代名詞。最初の一皿として必食
② ミーゴレン(焼きそば)——ナシゴレンと並ぶ定番。地域ごとの味の違いも楽しい
③ サテ(串焼き)——炭火グリル+ピーナッツソースの組み合わせが絶品
④ ナシチャンプル(盛り合わせ)——複数のおかずを一度に楽しむインドネシアらしい一皿
⑤ バビグリン(バリ島の豚の丸焼き)——バリ旅行の必食グルメ
