「カナダに行くけど、日本との時差は何時間?」「バンクーバーと日本の時間はどう違うの?」——カナダ旅行や留学を計画している方なら、時差について事前にしっかり把握しておきたいですよね。
カナダは国土が広く、複数のタイムゾーンが存在します。さらにサマータイムも実施されるため、時期によって日本との時差が変わります。知らないと旅行中のスケジュールで混乱することも。
結論からお伝えすると、バンクーバー(カナダ西海岸)と日本の時差は通常時で17時間、サマータイム期間中は16時間です。カナダの方が日本より時間が「遅れて」います。
この記事では、バンクーバーを中心にカナダ各都市の時差・サマータイムの時期・フライト時間・時差ボケ対策まで、旅行前に知っておくべき情報をわかりやすくまとめました。
カナダと日本の時差は何時間あるのか

カナダと日本の基本的な時差
通常時の時差は17時間ある
日本とカナダ西海岸(バンクーバー)の時差は、サマータイムが実施されていない通常期(標準時期)には17時間です。カナダ東部(トロント・モントリオール)との時差は14時間と、訪れるエリアによって大きく変わります。
| 都市 | 通常時の時差 | サマータイム中の時差 |
|---|---|---|
| バンクーバー(西海岸) | -17時間 | -16時間 |
| カルガリー(山岳部) | -16時間 | -15時間 |
| ウィニペグ(中部) | -15時間 | -14時間 |
| トロント(東部) | -14時間 | -13時間 |
| ハリファックス(大西洋部) | -13時間 | -12時間 |
日本のほうが時間が進んでいる
カナダは日本より時間が「遅れて」います。「日本の今日」がカナダではまだ「昨日」ということが多く起こるため、この感覚を最初に掴んでおくことが重要です。
時差を考えるときの基本
日本時間からカナダ時間へ換算する方法
計算はシンプルです。
- バンクーバー(通常時):日本時間 − 17時間 = バンクーバー時間
- バンクーバー(サマータイム中):日本時間 − 16時間 = バンクーバー時間
例えば日本時間の月曜日正午12時(通常時)なら、バンクーバーは前日(日曜日)の19時(夜7時)になります。
前日になるケースに注意する
日本時間の午前0〜16時(通常時)は、バンクーバーではまだ前日です。「現地に着いたら日付が昨日になっていた」という状況が起こりやすく、旅行計画を立てる際に到着日の日付確認が特に重要です。
バンクーバーと日本の時差を知っておこう

バンクーバーのタイムゾーン
バンクーバーは太平洋時間に属している
カナダ西海岸に位置するバンクーバーは「太平洋時間(Pacific Time)」に属しています。アメリカのシアトル・ロサンゼルスと同じタイムゾーンで、標準時期はUTC-8・サマータイム中はUTC-7です。
日本との時差が大きい都市として知られている
バンクーバーはカナダの主要観光都市の中でも日本との時差が最も大きい17時間(通常時)という特徴があります。トロントより3時間、ハリファックスより4時間さらに遅い時間帯に属しています。
バンクーバー時間をイメージするコツ
日本の昼はバンクーバーでは前日の夜になる
日本の正午12時がバンクーバーの前日19時(通常時)というイメージを覚えておくと時差計算が楽になります。「日本で仕事を終えて夜に連絡する」タイミングは、バンクーバーの朝に相当することも多いです。
連絡や予定調整では日付のずれも意識する
「月曜日の夜に日本から電話する」と、バンクーバーはまだ月曜日の朝・または日曜日の夜という状況になります。家族や職場への連絡・現地での待ち合わせ設定では、日本時間とバンクーバー時間の両方の「日付・曜日・時刻」を確認することが大切です。
カナダと日本の時差でサマータイムに注意したい

サマータイム中の時差
サマータイム期間中は16時間差になる
カナダでサマータイムが実施される期間は、バンクーバーの時計が1時間進むため、日本との時差が17時間から16時間に縮まります。「夏に旅行する方が多い」という事実から考えると、実際のカナダ旅行中は16時間差を体感するケースが多いかもしれません。
通常時より1時間差が縮まる
サマータイム中は日本との距離感が少し縮まります。1時間の差は小さく見えますが、フライトの到着時刻・ホテルのチェックイン・ツアーの集合時間など、精密なスケジュール管理が必要な場面では重要な差になります。
サマータイムの実施時期
3月第2日曜日から11月第1日曜日まで実施される
カナダのサマータイムは毎年3月の第2日曜日から11月の第1日曜日まで実施されます(年によって日付が異なります)。この期間は日本との時差が16時間になり、期間外(11月〜3月上旬)は17時間差に戻ります。
注意:サマータイムの開始・終了日は年によって異なります。渡航前に訪問年のサマータイム実施日を必ず確認してください。
旅行日程が期間内か事前確認が必要である
3月・11月ごろにカナダを旅行する場合、旅行中にサマータイムが切り替わる可能性があります。切り替わりの前後で時差が1時間変わるため、フライトの時刻・ホテルのチェックアウト・観光ツアーの開始時間に影響が出ることがあります。
旅行中に気をつけたいこと
フライトや集合時間の確認を忘れない
航空券に記載されている時刻はすべて現地時間です。サマータイムの切り替えが旅行中に重なる場合は特に注意が必要で、帰国便の出発時刻を誤認しないよう何度も確認する習慣をつけましょう。
スマホの自動時刻設定を活用すると便利である
スマートフォンの「自動的に時刻を設定」をオンにしておけば、現地のネットワークに接続した時点で自動的にバンクーバー時間に切り替わります。サマータイムの切り替えにも自動で対応するため、手動で計算する必要がなくなります。
カナダと日本の時差が生まれる理由

地球の自転と経度差による影響
世界の時間は経度に応じて分かれている
地球は自転しているため、経度によって太陽が昇る時間が異なります。経度15度ごとに1時間の時差が生まれる仕組みで、世界の標準時はグリニッジ(英国)を基準に東西に分かれています。
日本とカナダ西海岸では大きな経度差がある
日本(東経約135度)とバンクーバー(西経約123度)では、経度差が約258度(東回り)または約102度(西回り)あります。地球を西に進むと時間が遅れるため、バンクーバーは日本より大幅に時間が遅れています。
UTCとの関係を知ると理解しやすい
日本はUTC+9である
日本標準時(JST)は協定世界時(UTC)より9時間進んでいます(UTC+9)。UTCが正午12時のとき、日本は夜21時です。
バンクーバーは通常時UTC-8である
バンクーバーの標準時(太平洋標準時・PST)はUTC-8です。日本(UTC+9)とバンクーバー(UTC-8)の差は9+8=17時間で、これが通常時の時差17時間の計算根拠です。サマータイム中はUTC-7となり、9+7=16時間差になります。
カナダ国内にも時差がある

カナダが時差の多い国である理由
国土が広く複数の標準時が存在する
カナダはロシアに次ぐ世界第2位の国土面積を持ち、東西に広大な国土が広がっています。そのため国内に6つの標準時(タイムゾーン)が存在し、東端のニューファンドランド島と西端のバンクーバーでは5時間30分の時差があります。
都市ごとに時間が異なるため国内移動でも注意が必要である
カナダ国内を旅行する際、飛行機でバンクーバーからトロントへ移動すると3時間の時差が生じます。フライト時間が4〜5時間なのに到着時刻が7〜8時間後になる(または時間が縮まる)という現象が起きるため、乗り継ぎや現地集合の時刻管理には注意が必要です。
主要都市ごとの時間差
カルガリー(アルバータ州)
カルガリーは山岳時間(Mountain Time)に属しており、日本との時差は通常時16時間(サマータイム中は15時間)です。バンクーバーより1時間進んでいます。ただしアルバータ州はサマータイムを採用していない点に注意が必要です。
注意:アルバータ州のサマータイム実施状況は変更されることがあります。渡航前に最新情報を確認してください。
ウィニペグ(マニトバ州)
ウィニペグは中部時間(Central Time)に属しており、日本との時差は通常時15時間(サマータイム中は14時間)です。
トロント(オンタリオ州)
カナダ最大の都市・トロントは東部時間(Eastern Time)に属しており、日本との時差は通常時14時間(サマータイム中は13時間)です。バンクーバーよりも3時間時間が進んでいます。留学や仕事でトロントに行く方は、バンクーバーと混同しないよう注意しましょう。
ハリファックス(ノバスコシア州)
大西洋岸に位置するハリファックスは大西洋時間(Atlantic Time)に属しており、日本との時差は通常時13時間(サマータイム中は12時間)です。
セントジョンズ(ニューファンドランド州)
カナダ最東端のセントジョンズはニューファンドランド時間(Newfoundland Time)という独特のタイムゾーンに属しており、UTCから30分単位でずれた珍しいタイムゾーンです。日本との時差は通常時12時間30分です。
国内移動で意識したいポイント
出発地と到着地の時刻を確認する
航空券に記載されている出発・到着時刻は、それぞれの都市の現地時間です。バンクーバーからトロントへの便の場合、出発はバンクーバー時間・到着はトロント時間(3時間進んでいる)で記載されています。「実際の飛行時間と時計の時間が一致しない」ことを理解しておきましょう。
ツアーや交通機関の時刻を勘違いしないようにする
カナダ国内のツアー・列車・バスの時刻表はすべて現地の都市ごとの時間で記載されています。移動中に時差が変わる長距離移動では、現地スタッフや旅行会社に時刻の確認を取ることをおすすめします。
カナダ各都市の時差情報については、カナダ留学情報サイトの時差解説ページも参考になります。
日本からカナダまでのフライト時間
バンクーバーへの直行便の目安
成田空港からのフライト時間
成田国際空港(NRT)からバンクーバー国際空港(YVR)への直行便は、所要時間が約9〜10時間が目安です。エアカナダ・ANA・JALなどが就航しており、複数の航空会社から選べます。
羽田空港からのフライト時間
羽田国際空港(HND)からバンクーバーへの直行便も就航しており、成田便とほぼ同様の所要時間(約9〜10時間)です。都心からのアクセスが良い羽田を選ぶと出発時の移動負担が減ります。
関西空港からのフライト時間
大阪・関西国際空港(KIX)からバンクーバーへの直行便も運航されており、所要時間は約10時間前後です。関西在住の方にとって利便性の高い選択肢です。
乗り継ぎ便を使う場合
時期によって直行便が限られることがある
シーズンや航空会社によっては直行便の便数が限られる場合があります。その場合はシアトル・サンフランシスコ・ロサンゼルスなどのアメリカの都市での乗り継ぎが選択肢になります。乗り継ぎ時間を考慮すると総移動時間は14〜18時間程度になることがあります。
シアトルやサンフランシスコ経由の選択肢もある
アメリカ西海岸の都市で乗り継ぐルートでは、乗り継ぎ時間もうまく活用すれば小旅行感覚を楽しめることもあります。ただしアメリカ入国のためのESTA申請が別途必要になる点に注意しましょう。
移動距離の感覚
日本からバンクーバーまでは長距離移動になる
飛行時間だけで9〜10時間以上かかる長距離移動は、体への負担が大きいです。出発前の十分な睡眠・機内での水分補給・到着後のゆっくりとしたスケジュールが、快適な旅の始まりにつながります。
日付変更線をまたぐことで時間感覚がずれやすい
日本からバンクーバーへの西向きのフライトは太平洋上で日付変更線をまたぎます。「出発した日より前の日になる」という時間のパラドックスが起こるため、到着日の日付を確認してからホテルや観光の予定を組むようにしましょう。
カナダと日本の時差で起こりやすいこと
旅行中に感じやすい不調
眠気やだるさが出やすい
17時間という大きな時差は体内時計に強い影響を与えます。バンクーバー到着後の夜(現地時間)、体は日本の昼間と認識しているため眠れないことがあります。逆に観光中の昼間に急激な眠気が来ることも時差ボケの典型的な症状です。
集中力の低下が起こることがある
体内時計が狂った状態では集中力・判断力が低下することがあります。到着直後に重要な契約・手続き・ドライブなどを行う場合は、体が現地時間に慣れてから行う方が安全です。
消化器系の不調が出ることもある
食事のリズムが乱れることで、食欲の低下・胃腸の不調が起こることがあります。現地の食事時間に合わせて少量から食べ始め、徐々に体を現地のリズムに慣らしていくことが大切です。
予定面で起こりやすいミス
集合時間やチェックイン時刻を勘違いしやすい
疲れた状態で時差計算をミスしやすく、ホテルのチェックイン時刻・ツアーの集合時間・フライトの搭乗時間を1〜2時間勘違いするケースが起こりやすいです。重要な時刻は現地時間でスマートフォンのカレンダーに登録しておくと安心です。
日本との連絡タイミングが合いにくい
バンクーバーの昼間(日本の夜中〜深夜)に家族や職場に連絡しようとすると、相手が深夜で対応できないことがあります。連絡のタイミングは「バンクーバーの朝7〜9時=日本の夜24〜翌2時」という計算を事前に把握しておきましょう。
カナダ旅行で実践したい時差ボケ対策
出発前にできること
数日前から就寝時間を現地時間に近づける
旅行の2〜3日前から就寝時間を少しずつ遅らせる(日本時間の夜をずらす)ことで、バンクーバー到着後の体内時計の適応が早まることがあります。完全に合わせる必要はなく、1〜2時間ずらすだけでも効果が期待できます。
十分な休養と睡眠を確保しておく
出発前夜に睡眠不足で長時間フライトに臨むと、時差ボケが悪化しやすくなります。移動日の前日はしっかり眠って、体力を蓄えた状態で出発しましょう。
フライト中に意識したいこと
現地時間に合わせて睡眠をとる
フライトに乗った時点でスマートフォンの時計をバンクーバー時間に切り替え、「バンクーバーの夜」に相当するタイミングで眠るようにすると、到着後の体内時計の適応が早まります。映画を見続けて一睡もしないより、意識的に眠る時間を作ることが大切です。
水分補給を心がける
機内は非常に乾燥しており、脱水になると時差ボケを悪化させる要因になります。アルコールは脱水を促進するため控えめにし、水・ジュースをこまめに飲む習慣を意識しましょう。
軽く体を動かして体調を整える
長時間座り続けると血行が悪くなります。通路を歩く・足首を回す・深呼吸するなど、機内で定期的に体を動かすことで体調を維持しやすくなります。
到着後に意識したいこと
現地時間に合わせて行動する
到着後は体が日本時間のリズムを保っていても、バンクーバー時間で活動するように意識しましょう。現地の朝に眠くても起き、夜に眠れなくても横になって休む——この繰り返しが体内時計を現地時間にリセットします。
無理に日本時間の生活を続けない
「日本の感覚で早起きして仕事する」「日本の夜中に活動する」といった日本時間に縛られた行動は、体内時計の適応を遅らせます。旅行中は思い切って現地時間に身を委ねることが、早期回復のコツです。
日光を浴びて体内時計を整える
日光は体内時計をリセットする最も効果的な手段です。バンクーバーに到着した翌朝から、なるべく屋外に出て太陽の光を浴びる習慣をつけましょう。曇りの日でも室内より屋外の方が効果があります。
カナダ旅行の時差対策については、Newtのカナダ旅行ガイドやNewtのバンクーバー時差・フライト情報も参考になります。また、スマ留の時差ボケ対策コラムも旅行前の準備に役立ちます。
カナダ旅行と合わせて韓国などのアジア旅行も計画中の方は、海外旅行の基本情報をまとめたこちらのサイトも旅の参考にしてみてください。
カナダと日本の時差を理解して旅行を快適にしよう
通常時とサマータイム時の時差を押さえることが大切
バンクーバーとの時差は通常時17時間・サマータイム中16時間。この2つの数字を覚えておくだけで、旅行中の時間管理がぐっとスムーズになります。渡航時期がサマータイム期間と重なるかどうかの事前確認も忘れずに。
カナダ国内の時差も知っておくと移動時に役立つ
バンクーバー〜トロント間には3時間の時差があります。カナダ国内を複数都市に移動する旅行では、各都市の時間帯を把握してスケジュールを立てることが、乗り継ぎミスや集合時間の勘違いを防ぐ鍵になります。
フライト時間や時差ボケ対策まで準備すると現地で過ごしやすくなる
時差を知るだけでなく、フライト中の過ごし方・到着後の行動・体内時計の整え方まで事前に準備することで、バンクーバーでの旅行初日から快適に過ごせる可能性が高まります。
✈️ カナダ旅行の時差、まずこの3つを押さえよう
① バンクーバーとの時差は通常時17時間・サマータイム中16時間(カナダが遅れている)
② サマータイムは3月第2日曜〜11月第1日曜。渡航時期と重なるか事前確認する
③ 到着後は日光を浴びて現地時間で行動することが時差ボケ回復の近道

